正しい施術の構築法

熊谷 剛 2015.04.27

from:熊谷剛

一流治療家スキルプログラムvol.16

何度も何度も言っているけど、スキルを求めてはダメだ。

治療家はどうしてもスキルを追い求めてしまう。

・あのテクニックはどうやってるんだろう。
・すぐに使えるテクニックは?
・どのくらい押せばいいんだろう。

あなたもこんな感じで考えていないだろうか?

残念だけど、これだといつまでたっても治せるようにはならない。

今日は正しい施術の構築方法について話してみたいと思う。

これがわかれば、実際の患者さんに対してどのような
施術体系で施術を施せばいいのかがわかるようになると思う。

まず、そもそも患者さんは何をしてもらいたくて僕達のもとにやってくるのだろうか?

当然、痛みを改善させるためだ。

もう少し深く紐解くと、痛みによって日常生活の不具合を治したくて来院している。

リピートなどをしっかり意識するのなら、痛み以上に意識していかなければならないのは
日常生活の何に対して不具合を感じているかだ。

しかし、今回は少し戻って実際に行う際に施す方法をみていこう。

患者さんは痛みにフォーカスし物事を考えている。

「この痛みがなくなれば、、、、」

という感じだ。

だから、痛みが変わらなければ来院している意味が無いのだ。

しかし、痛みは簡単に消えないケースも多い。

これが問題になりますよね。

施術者は施術をしようとしている。

患者さんは痛みを治してもらいたいと思っている。

この両者、全く違ったことを思っていることにお気づきだろうか?

これは非常に重要な事実。

大前提として、
僕たちはお金をもらって施術をしている。

これをプロという。

プロは何かを提供する対価としてお金をいただき生計を立てている人のこと。

僕たちはプロだ。

そして、僕達の提供するサービスはお客様、患者さんの問題を解決するために存在している。

ということは、、、、?

僕達がやらなければならないのは、

「施術を用いて症状を改善させること。」だ。

絶対間違ってはいけないのは

患者さんは施術を受けに来ているわけではないということ。

症状を治しに来ているのだ。

だから、施術の構成もそれに合わせなければならない。

肩こりなら、

肩へのアプローチは絶対に外せない。

だって、患者さんは肩コリを改善させようとしているのだから。

ただし、これは肩を施術するということではない。

肩コリでも肩に問題がなければ、いくら肩を調整しても無意味だ。

そこに時間を使っていては無駄にしかならない。

だから、やるべきことは症状を出している部位を中心に施術を組み立てていくのだ。

例えば、

腰痛の人がいるとしよう。

ということは腰が中心に来なければならない。

治すべきところは例えば足だったとしよう。

患者さんは足を調整されているだけでは全然納得しない。

するはずがない。腰痛=腰を治しに来ているのだから。

でも、足を直さなければ腰は改善しない。

だから、僕達、施術者がやるべきことは

腰と足との関連性の説明だ。

理屈はなんでもいい。色々な施術方法があるからその施術で考えられる方法でいい。

患者さんはなぜ、そこが腰に関連しているのかが知りたいだけだからだ。

内容なんてはっきりいってどうでもいい。
もっと、きつく言うと

患者さんは聞いていない(苦笑)

これは治療家あるあるかもしれない(笑)

あれだけ言ったのに、、、

と何度もがっかりさせられる(苦笑)

患者さんにとって一番重要なのは腰が治るのかどうかだ。

しかし、その足と腰とのつなぎが上手くいかないと痛みが改善していたとしても「痛みを探してしまう。」

逆にうまくこれをつなぐことが出来れば「良くなっているところを探そうとする。」

これは臨床上とても大きなポイントだ。

同じ施術をしたとしても患者さんの感じ方は全く逆を指す。

何度も言うけど、患者さんは症状を治しに来ている。

しかし、患部が原因だとは限らない。

患者さんは患部を調整すれば治ると思っている。

この意識のズレが施術効果を落としてしまう。

この患者さんの思考のズレを施術者は調整しなければならない。

施術中に何を話せばいいのだろう。。。

こんな悩みを持っている施術者がとても多い。

もし、あなたがそんな悩みを抱えているのならどこを施術すれば治るのか解説してあげてみて欲しい。

常に症状が中心に来るように施術を組み立てながら。

これで、患者さんの納得具合は抜群にアップする。

是非、明日から取り入れてみて欲しい。

p.s.
僕達の疲労回復整体でも症状とのヒモ付を意識した練習会も開催している。

技術がバラバラだと考え方もバラバラ。

中々、統一して教えてくれるところってないですよね。

このテクニックを習ってまずは思考のズレを改善させてみると結果を出すのが早くなりますよ。

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