患者も治療家もつらい!?ぎっくり腰根本治療で再発しない対応を目指す

管理人 2017.11.18

暑さもやわらぎ日に日に過ごしやすく、活動しやすくなってきました。
この時期は、治療家にとってある種の繁忙期とも言えます。

そう、急に涼しくなって血流が悪くなるからかぎっくり腰を発症して駆け込んでくる患者様が増える時期。

常連のお客様の中には毎年この時期に駆け込んで来る方も・・・治療家にとっては季節の風物詩と感じられなくもないぎっくり腰ですが、せっかくやって来たお客様には根本治療をして再発しないようにしてあげましょう。

たまに、完全に治してしまったらお客様が来なくなるから困る、という人がいますが、どれだけ気をつけていても生涯を完全な健康で過ごすのは、ほとんどの人にとっては難しいもの。
それに完治してあげる方が、紹介によりお客様が増えるというメリットがあります!

という訳で、ぎっくり腰は再発しないように完治して、多くのお客様を呼び寄せましょう!

ぎっくり腰は発症箇所により何種類かに大別でき、治療法も変わります

ぎっくり腰(急性腰痛症)は、発症直後に駆け込んで来る方も多く、話をするどころではないような辛い状態の患者様もいるかとは思いますが、最初の問診や望診、検査で、どの箇所でどのような問題が出ているのかをきっちり突き止めておきましょう。

筋・筋膜が痛みの原因となっている

立っている時に痛みが発生、上体を反らすと楽になり、前屈すると痛みが生じるため、座ることが困難になります。
筋膜性腰痛は、血行不良により痛みが出ているので血流を促してあげることが大切。筋膜のどこが硬くなっているのかを見極め、その箇所に対処を行います。

椎間関節性腰痛

歩く時に痛みが出る時は椎間関節が発症箇所である可能性があります。
ここが亜脱臼を起こした状態で、狭義の急性腰痛症は椎間関節性腰痛だと言われます。
周辺の組織に炎症を起こるため、強く痛みます。前屈や横向き状態で少し楽になります。

対処として、脊柱起立筋、腸腰筋、大腿直筋が緊張により縮んでいる場合はそこをほぐして伸ばし、前傾に傾きがちな骨盤の向きを整えます。

仙腸関節周辺が原因となるぎっくり腰

仙骨と腸骨の間に位置する仙腸関節周辺に炎症が発生し腰痛を発症している場合。
靭帯の緩みなどにより、関節周辺の組織に対する負荷が高まることにより起こり、炎症解消後もしこりが残ってしまい、関節運動が阻害され、周辺組織を傷めるという流れが生まれてしまいます。

この場合、関節周辺の多裂筋を伸ばす、仙腸関節を開くなどの調整を行います。

また、激しい痛みが数日経ってもおさまらない場合は、腰椎椎間板ヘルニアかもしれません。
ヘルニアの見分け方は、患者様に仰向けに寝てもらった上で、足首を持って少しずつ上に上げてきます。この時に、上げた足の角度が床面に対して20度ほどの傾斜になった段階でしびれや痛みが出る時は、ヘルニアである可能性があります。

骨折

また、骨粗しょう症など骨密度が低い場合に転倒などのショックにより骨折していることもあります。

ぎっくり腰の対応の流れ

発症直後は激しく痛み患者様が特に辛さを感じる時。炎症を起こしている箇所を冷やして落ち着かせます。
15分ほど患部を冷やした、しばらく置いてまた15分ほど冷やす対処を繰り返します。

激しい痛みがひき炎症が落ち着いたら、今度はあたためて血流を促すとともに、回復と再発防止のための対応を本格的に行っていきます。
患部を低温で温め続けると、回復が早くなるので、温熱療法を実施したり、貼るカイロを腰に貼るアドバイスをして、患者様を楽にしてあげましょう。

ここで対処を怠ると、慢性腰痛化やぎっくり腰再発に繋がるので、組織の変形や収縮を防ぎ、改善するとともに、骨盤や背骨の調整を行います。
その上で姿勢や歩き方の改善も図ると尚良いでしょう。

例えば骨盤が後ろに傾いている場合、腹直筋やハムストリングなどが収縮していることがあります。
また、ぎっくり腰は大腰筋が直接の原因でなることが多いと言われています。この筋肉の収縮により、腰痛みが出るため、伸ばして痛みを解消します。

ぎっくり腰の予防と再発防止のために患者様にしていただくこと

ぎっくり腰を再発しないためにも、患者様にはできれば腰に負荷がかかりにくい姿勢を保持するために筋力をつけてもらいましょう!

例えば天然のコルセットである腹横筋に十分な力があれば、腹部の内圧がしっかりかかるため腰椎に対する負荷が低下し、ぎっくり腰のリスクも減ります。
器具としての適切なコルセット装着が、腰痛の回復を早め、再発を防止する臨床報告があり、複横筋の筋力上昇には同効果があると言えるでしょう。

患者様の立ち方、筋肉の使い方を見た上で、ハムストリングや脊柱起立筋、大腿直筋など強化するべき筋肉を特定し、自宅でも簡単にできるトレーニングを伝えるようにします。
筋力がつくにつれ代謝が上がり血行も良くなり・・・と良い循環が起きるようにサポートしましょう。

ぎっくり腰の本当の原因は何?

ぎっくり腰は、急に重い物を持ったから、急にいつもと違う動きをしたからなるというよりは、本当は生活習慣から起こっていると思ってよいでしょう。
毎日の睡眠の質、普段の食事と量、摂取する時間帯、運動不足による代謝の低下などが体に負担をもたらし、その人の弱い部分に症状が出てきます。

肝臓や胃腸などが弱り炎症を起こしたり肥大することで、その弱い部分を知らずうちにかばう癖が、本人も気付かない内についてしまいます。
その癖が体の歪みを引き起こし、腰に負荷をかけ続けてしまっています。現代社会はそのような状態になりやすい環境にあると言えるでしょう。

だから治療の際には、症状が出ている場所だけでなく、根本的な原因となっている歪みを見付けて直してあげることが求められます。

そのためには体の組織に関する深い知識と技術が必要となります。

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