内臓疲労が腰痛を長引かせる!?

こんにちは。疲労回復整体アカデミー講師の岡村です。

今回は内臓疲労が腰痛に影響していた事例を紹介します。

  • なかなか治らない腰痛を根本から改善したい
  • 内臓の検査のやり方をしりたい

という方には今回の動画は参考になるかもしれません。

まずは動画をご視聴ください。

目次

【長年の腰痛】お酒が腰痛に影響する!?

いかがだったでしょうか。

まず、「内臓疲労」がベースにある患者さんは、症状が治りづらい傾向があります。

その場では症状が軽減したり、消失したとしても、また症状をぶり返したりして改善までが長引くことが多いです。

その理由は、「内臓疲労」によって全身の代謝力、全身の血液循環が著しく低下してしまうからです。

例えば、今回のように慢性的な肝臓の疲労があるとします。

肝臓は、栄養を代謝したり、解毒したり

内臓の中で最もマルチタスクをしている臓器と言われています。

肝臓が疲れてくると、それらの仕事効率が落ちるので、

  • 栄養の代謝が遅くなって血中の栄養素が不足しやすくなる
  • 解毒が間に合わず血液が汚れたままになる

などといった問題が起きやすくなり、全身の代謝力は低下します。

さらに、肝臓には心臓から送り出される血液量の約1/4に相当する血液が流れ込んでいて

全血液の10~15%を保有しています。

その肝臓の働きが低下してしまうのですから、もちろん全身のの血液循環も低下していまいます。

このような状況下では、人間が本来持っている自然治癒力は働きにくく、症状が慢性化しやすくなります。

内臓疲労がある患者さんに対して、筋骨格系のアプローチしても効果が出にくかったり

効果が持続しづらいのは、こういった背景があるからです。

なぜ内臓が疲労しているのか?

内臓の問題に対しては、手技でも調整はできますが、水素を使った方が圧倒的に効果が出ます。

それは、水素ガスによる毛細血管の拡張効果によるものと考えられます。

施術では水素を使って内臓の調整を行いますが、

「なぜ内臓がここまで疲労しているのか?」ということを考えることが重要です。

今回のケースに関しては、毎日の晩酌が一番の原因だと推測できましたが、

肝臓に負担をかける要素としては食事や薬など様々なものが考えられます。

2回目、3回目と施術で体をチェックしながら

毎回「肝臓に負担がかかっている時の特徴」が出ているようなら

患者さんの生活をヒアリングし、原因となる要素を一緒に見つけていかなければいけません。

肝臓に負担がかかっている時の特徴

肝臓に負担がかかっている時は、基本的には肝臓周辺が腫れて、その周辺組織が硬くなります。

例えば、左右の肋骨を内方に押し込むと、左側は押し込めますが

右側(肝臓側)は押し込めなくなっています。

肝臓だけでなく、腎臓、心臓、脾臓、胃などそれぞれの臓器で負担がかかっている時の特徴があります。

疲労回復整体のセミナーでは、それらの特徴について実際の体で確認していきます。

興味のある方は是非セミナーに参加してみてください。

内臓系の問題を解決

最近は、内臓疲労に着目しながら施術をしていますが、

今まで改善のアッパーが来ていた患者さんがより治りやすくなっている印象があります。

体というのは、腕を切り落としても生きていけますが、肝臓の働きが止まると死んでしまいます。

大雑把ですが、そのことからも

筋骨格系の問題 < 内臓系の問題

という優先順位が成り立つのではないかと思います。

内臓疲労が改善できるようになると、筋骨格系の問題も確実に治りやすくなります。

是非参考にしてみてください。

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疲労回復整体アカデミー講師の目線で、臨床事例やプロの整体師の先生に役立つ情報を発信していきます。

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